三都ものがたり その弐 ~京都の夜~ [遠くへ行きたい]
前回のあらすじ・・・神戸・奈良・京都を巡るさすらい旅のパートナーたまははさんと共に神戸から京都に移動してきたまぐわさ。始発便で関西入りした為に疲れ&眠気もありましたが、電車の中で寝ることですっかり解消! ホテルにチェックインし、すぐに夜の街に繰り出したのであった。
実は夜の京都を歩くのは初体験。。。まず錦市場を歩きながら、一味や塩こぶなどお買い物。
もう片付け始めているお店がありましたが、ギリギリで欲しいものを買うことが出来ました。
錦市場を抜けて向かうは憧れの先斗町や祇園。。。
なんとも艶っぽい灯りですね。ふと聞こえてくる京都弁にうっとりしながら写真を撮る撮る・・・
だけど、暗いからブレブレでお見せ出来る写真があまりありません。
こういう街にはワケありなカップルが似合うよね~なんて話しながら、妄想が尽きないまぐわさなのでした。
うらら~うらら~と祇園を歩いた後は、たまははさんお薦めのお料理屋さんへ・・・
京生麩と生湯葉のお店“大のや”さんです。
京料理のおだしの繊細さに心地よい歯応えの生麩を楽しむ。
野菜の切り方が丁寧で美しく、目でも、歯触りでも快感を覚える。
柔らかいのに自己主張を忘れない生湯葉のしゃぶしゃぶ。
程よい温度で供される度におもてなしの心を知る。
しかし、何よりまぐわさのハートにじんわり沁みたのは・・・(以下、読みたい人はドラックしてください)
野菜に小さな芋虫が付いていたのだろうけど、それが重箱のふちを這っていました。
黙って虫の動きを眺めながら食べ進めていたら、たまははさんがお店の人に小声で言ってくれたの。
そうしたら、女将さんと思われる方がびっくりして、こう言いました。
『えらいことですわぁ~』
女将の口にしたその言葉の響きが心地よくなぜかうっとり~。
帰りにお土産まで用意してくださり、『またおこしやすぅ~』とお見送りされました。
ええ、絶対に来ますとも・・・
お店を後にして、また歩き出した二人・・・オシャレなCafeで珈琲を飲もうということになり、また夜の京都をクルージング。しかし、目指す店は全て閉店時間でした。がっくりしたらいきなり疲れが出て来ました。そういえば神戸も京都もすべて徒歩だったのでかなりの距離を歩いたはず。
ホテルには大浴場があるので一緒に入ろうと思っていたのですが、部屋で靴を脱いだ瞬間に限界!
※イメージ図
『もう、あかん・・・』
そのまま部屋から出ることなくベットに潜り込んだのでした。
翌朝は朝7時過ぎにはホテルを出て目的地に向かう予定だったので、朝風呂もムリだなぁと思っていたら、なんとたまははさんは夜も朝も大浴場に行ったとさ。すごいなぁ~!
まぐわさはなぜか身体中筋肉痛でヨタヨタとホテルを後にしました。
さて、そんなに早く何処へ行ったのかというとこの日は奈良に行く予定。
そして、京都駅でまぐわさ憧れの方とご対面! 緊張のボルテージがメーターを振り切った瞬間・・・
・・・つづく
三都ものがたり その壱 神戸編も見てたもぉ~♪