三都ものがたり その参 ~奈良 飛鳥・長谷寺編~ [遠くへ行きたい]
※前回までのあらすじ・・・神戸と夜の京都をお散歩したまぐわさとたまははさん。まったく疲れを見せないたまははさんと、たくさん歩いたせいで足腰の筋肉痛が癒えぬまま奈良の旅へ向かうことになったまぐわさが、京都駅で尊敬するA氏と落ち合うことに。緊張のご対面はいかにたこに・・・
*
*
*
ホテルの朝食を10分くらいで掻きこんで、待ち合わせ場所である京都駅のJR奈良行きホームへ・・・
見つけられなかったらどうしようと思ったけどすぐに判りましたよ。天鳥船師匠!あらかじめ
決めてあった合言葉を言わせ言ってくださいました。いい人だ・・・
すぐに電車に乗って奈良まで揺られること1時間。その間にすっかり馴染んだ3人なのでした。
奈良のコースはまぐわさがnavitimeと格闘し練りに練った行程表を元に動きます。まずはレンタカーの手続き。ハンドルはまぐわさが握ります。出発時にアムロレイ風に『まぐわさ、行きま~す!』とウケを狙いましたが年齢層を見誤り滑りました。コレは嫌な予感が・・・案の上、セレブマダムの仮面がボロボロ崩れる1日となったのでした。ヨヨヨ・・・
最初に向かったのは、その昔、蘇我蝦夷・入鹿の邸宅だったという飛鳥・甘樫丘。
小高い丘からは大和三山が見渡せます。
どれがどの山かは勉強不足で判りませんでしたが、気持ちの良い風が吹き抜ける素晴らしいビューポイントでした。ただ、いつものように写真を撮る事が出来ません。やはりイケメン師匠が側にいると緊張のあまりカメラを構えるたびにゴルゴ13のような滝汗が・・・(イメージです。)
帰宅して写真チェックしたら飛鳥の写真がほとんどぶれていて削除していったら1/10くらいになってしまいました。そんな乙女な自分が可愛らしくもあり・・・(さて何人が笑ったか?)
稲刈り直前の田んぼが黄金色に輝いていて素晴らしい!奈良は収穫が遅いのですね。
続いて、すぐ近くの石舞台古墳へ・・・
あまり、素敵に撮れません。蘇我馬子の墓(推定)とのことです。ここは17年ほど前にも来た事があるのですが、その頃は柵など無くてもっと古墳古墳してました。(確認するために古いアルバム見たら太眉で前髪が上にくるんとカールした自分がいた。東京ラブストーリーの頃だわ・・・)
小腹空いたので・・・
名物“柿の葉寿司”を皆で食べながら、次の目的地“長谷寺”へ出発!
飛鳥から長谷寺までは75分かかる予定でしたが、運転テク(navitimeの計算ミス?)で時間をかなり短縮。お陰でゆっくりとランチタイムを取る事が出来ました。ランチは長谷寺付近にある三輪そうめんのお店でにゅう麺を頂きました。
長谷寺といえばこの“登廊”が有名ですね。
筋肉痛の足には堪えましたが、何処をみても素晴らしい古寺・・・夢中で写真撮りました。
このころには緊張感も無くなったのか、枚数もかなり増えました。
本堂からは広い長谷寺が一望に・・・紅葉シーズンならもっときれいだろうな。
何を想うか・・・たまははさん。しばらく見ていましたが、たまははさんは動きませんでした。
どうしても写真を絞りきれないくらい素晴らしい長谷寺ですが、キリが無いのでこの辺りで・・・
そういえば、修学旅行生のコワい会話を聞いてしまいました。伏字すら怖いので胸に秘めることにします。だったら言うな~!? はい、ご尤もです。
この後はまぐわさの一番好きなお寺“室生寺”へ・・・
向かう途中の山道も大好きなのです。季節はずれの平日ということもあって道も室生寺も
空いていて快適、快適~♪
あ・・・でも室生寺の写真が膨大なので、その参記事はここで終了します。
三都ものがたり その壱 ~神戸編~
三都ものがたり その弐 ~京都の夜編~ もよろしくね~♪
三都ものがたり その弐 ~京都の夜~ [遠くへ行きたい]
前回のあらすじ・・・神戸・奈良・京都を巡るさすらい旅のパートナーたまははさんと共に神戸から京都に移動してきたまぐわさ。始発便で関西入りした為に疲れ&眠気もありましたが、電車の中で寝ることですっかり解消! ホテルにチェックインし、すぐに夜の街に繰り出したのであった。
実は夜の京都を歩くのは初体験。。。まず錦市場を歩きながら、一味や塩こぶなどお買い物。
もう片付け始めているお店がありましたが、ギリギリで欲しいものを買うことが出来ました。
錦市場を抜けて向かうは憧れの先斗町や祇園。。。
なんとも艶っぽい灯りですね。ふと聞こえてくる京都弁にうっとりしながら写真を撮る撮る・・・
だけど、暗いからブレブレでお見せ出来る写真があまりありません。
こういう街にはワケありなカップルが似合うよね~なんて話しながら、妄想が尽きないまぐわさなのでした。
うらら~うらら~と祇園を歩いた後は、たまははさんお薦めのお料理屋さんへ・・・
京生麩と生湯葉のお店“大のや”さんです。
京料理のおだしの繊細さに心地よい歯応えの生麩を楽しむ。
野菜の切り方が丁寧で美しく、目でも、歯触りでも快感を覚える。
柔らかいのに自己主張を忘れない生湯葉のしゃぶしゃぶ。
程よい温度で供される度におもてなしの心を知る。
しかし、何よりまぐわさのハートにじんわり沁みたのは・・・(以下、読みたい人はドラックしてください)
野菜に小さな芋虫が付いていたのだろうけど、それが重箱のふちを這っていました。
黙って虫の動きを眺めながら食べ進めていたら、たまははさんがお店の人に小声で言ってくれたの。
そうしたら、女将さんと思われる方がびっくりして、こう言いました。
『えらいことですわぁ~』
女将の口にしたその言葉の響きが心地よくなぜかうっとり~。
帰りにお土産まで用意してくださり、『またおこしやすぅ~』とお見送りされました。
ええ、絶対に来ますとも・・・
お店を後にして、また歩き出した二人・・・オシャレなCafeで珈琲を飲もうということになり、また夜の京都をクルージング。しかし、目指す店は全て閉店時間でした。がっくりしたらいきなり疲れが出て来ました。そういえば神戸も京都もすべて徒歩だったのでかなりの距離を歩いたはず。
ホテルには大浴場があるので一緒に入ろうと思っていたのですが、部屋で靴を脱いだ瞬間に限界!
※イメージ図
『もう、あかん・・・』
そのまま部屋から出ることなくベットに潜り込んだのでした。
翌朝は朝7時過ぎにはホテルを出て目的地に向かう予定だったので、朝風呂もムリだなぁと思っていたら、なんとたまははさんは夜も朝も大浴場に行ったとさ。すごいなぁ~!
まぐわさはなぜか身体中筋肉痛でヨタヨタとホテルを後にしました。
さて、そんなに早く何処へ行ったのかというとこの日は奈良に行く予定。
そして、京都駅でまぐわさ憧れの方とご対面! 緊張のボルテージがメーターを振り切った瞬間・・・
・・・つづく
三都ものがたり その壱 神戸編も見てたもぉ~♪
三都ものがたり その壱 ~神戸編~ [遠くへ行きたい]
by松田聖子
秋はふらりと旅がしたくなる季節ですね。
特にタイトなスケジュールやしがらみから開放された今、ジッとなんかしてられません。
そんなまぐわさが選んだ次なる目的地は・・・神戸&奈良&京都!
さすらいの旅のはじまりは・・・神戸から。
まずは今、一番HOTな生田神社へ・・・
藤原紀香が結婚式を挙げたことで“あやかりたい絵馬”がたくさんありました。
う~ん、こういうことを夢見ていたのはいつ頃のことだっただろうか。
まぐわさなら、“藤原紀香のようなナイスバディになれますように”と書くなぁ~
生田神社をさらりと眺めて、街をお散歩。するとCafeマニアのアンテナがピピピーッと反応。
落ち着いた風情のCafe“にしむら”を発見し、ブレンドを注文。店員さんに写真撮っていいですよと言われたので、コーヒーが入るまで、外や中をたくさん撮りました。こういう風に言ってくれるお店大好き!
もちろんコーヒーも美味しかったですよ。ねっ、たまははさん?
うふっ♪ 一緒にモーニング珈琲を頂いたのは、神戸セレブマダムたまははさんです。この日は忙しい時間をぬって、神戸を案内してくださるとのコト。さらに、今晩は京都の同じ宿に泊まってくれることに・・・一人旅に憧れながらも方向音痴で小心者のまぐわさの為にありがとう♪
2人で神戸をお散歩中、カメラを持ったまぐわさは素敵な看板に夢中でした。
可愛らしかったり、異国情緒たっぷりだったり、面白かったり・・・神戸の看板を見て歩くだけでも楽しそう!写真を撮るたびにゆっくりと待ってくれるたまははさんに甘えながらたくさん撮ってしまいました。
そんなプチ撮影しながら、急な坂道を息切らしながら登っていくと・・・ありました!一度は来てみたかった風見鶏の家やうろこの家などの洋館。
うろこの家の2階からの眺望です! 素晴らしい~!
夜景になったらもっとすごいことになるんだろうなぁ・・・
鼻の先を撫でると幸運をもたらしてくれるといういのしし君。当然、撫でました。
これで藤原紀香のようなナイスバディに・・・
・・・と言いつつも、美味しいモノを目の前にすると“そんなの関係ねぇ~”なのだ!
お楽しみのランチタイム~♪ たまははさんが行きつけのオシャレな元教会Cafeへ。。。
エビがプリプリ入ったチリソース味のサンドイッチセットです。ボリューム満点!お味もGOOD!
たまははさん、また連れて行ってねぇ~♪
中華街もありましたよん! 見てくださいな。この青空を~!まぐわさの旅で青空なんて夢のよう。
もう雨オンナは脱却ということでよろしいのでしょうか? いのししの鼻撫でたからかな・・・
さてさて、朝からたっぷりと神戸を歩いたまぐわさとたまははさんはこの後、京都入り。
電車で爆睡し、充電完了! オトナの街をそぞろ歩いたのでした。
・・・・・続く